2022年10月議会活動

委員会名 総務文教委員会 「特定事件 若者議会について」

日程/場所

令和5年10月12日(木) 愛知県新城市(草加市役所本庁舎第1・2委員会室にてオンライン視察) 「若者議会について」

目的  

若者の意見を市政に反映させるため、先進的な取組を行っている愛知県新 城市の「若者議会について」の案件で行政視察を実施し、若者議会の導入に 係る実現可能性について調査・研究を行った。


報告
新城市での子ども議会の運営方法について詳しくお伺いした。特に疑問点であった子ども議会の委員の選考方法、構成員の属性・バランス、進行スケジュールについて、またどのようなアイデアが実際に事業化されているかや事業の継続性等について、具体的なイメージを掴むことができた。
草加市は、投票率が埼玉県の中でも下位となっており、特に若い層に政治参画してもらうための施策を打つ必要ある。その点に鑑みると、子ども議会を早期に草加市でも採用することは必須であろうと考える。


■委員会名 総務文教委員会 「特定事件 図書館行政について」

日程/場所

令和5年10月12日(木) 埼玉県桶川市 (桶川市立中央図書館)「図書館行政について」

目的  

本市における図書館分館の設置を図るため、民間施設との複合化により運営を行っている桶川市立中央図書館を行政視察し、図書館分館の実 現可能性について調査・研究を行った。


報告

桶川市の図書館を視察にお伺いしたところ、行政のものとは思えないような先進的な図書館であった。民間の丸善と桶川市の図書館が並列して位置されており、相互に行き来できる仕組みとなっている。新作の本は丸善にて、トラディショナルな本は行政の図書館にて入手することができる。お互いが補完関係にあり、相乗関係を生んでいることで、来館者数は激増しているようである。
このような考え方は、図書館に限らず、来館者を増やしたい行政施設全般に応用できると思われるので草加市においても参考にすべき考え方であろう。


委員会名 総務文教委員会 「特定事件 メタバースを活用したにぎわい創出について」

日程/場所

令和5年10月16日(月) 佐賀県嬉野市 「デジタルモール嬉野(メタバース)を活用した観光施策等について」

目的  

本市における観光施策、特ににぎわい創出を図るため、令和3年度より メタバース技術を活用して新たな観光まちづくりを目指したプロジェクト 「デジタルモール嬉野」を立ち上げ、全国的にも高い評価を得ている佐賀 県嬉野市へ「デジタルモール嬉野(メタバース)を活用した観光施策等に ついて」を調査・研究した。

報告
嬉野市は温泉で有名な観光地であり、その認知度を高めるためにメタバースを活用している。実際にメタバース画面を覗いてみると、立体的で、実際に湯船や温泉周りの飲み屋にいるような画を見ることができた。この機能をラインと連動させ、ファンを増やしているようである。
草加市においても草加松原という美しい景勝地があるため、その認知を高め、観光地として経済を活性化させる必要がある。したがって、メタバースを活用することも一つの手法であるとも考えられる。


委員会名 総務文教委員会 「特定事件 メタバースを活用したにぎわい創出について」

日程/場所

令和5年10月17日(火) 長崎県佐世保市 「針尾送信所VR(メタバース技術)を活用した観光施策等について」

目的  

令和2年度より新型コロナウイルス感染症の拡大により、来訪者が激減した佐世保市の文化財である針尾送信所を、メタバース技術により行かなくても体験することができる環境整備、その後の誘客に繋げる取組 を行い、高い評価を得ている長崎県佐世保市へ「針尾送信所 VR(メ タバース技術)を活用した観光施策等について」の案件で行政視察を実施し、メタバース技術を活用したにぎわい創出の実現可能性について調査・研究を行った。

報告

佐世保市では、針尾無線塔という旧海軍時代に建てられた100年以上の歴史を持つ塔が立っている。この観光地をアピールするために、VRを用いて空から塔を見ているかのような画などを見ることができる仕組みにしている。これは訪日外国人向けに13カ国語に対応できるような機能があり、外国人を誘致する狙いがある。
外国人をどれだけ観光地に誘致できるかについて自治体間でも競争である。草加市は浅草から20分程度で着くことができる場所に位置しているため、佐世保市の考え方を参考にし、工夫することで外国人の訪問数を増加させることは可能であろう。